ストーリー
昭和19年秋。太平洋戦争で不利な戦況の日本軍は、最後の手段として戦闘機に爆弾を搭載し、敵艦に体当たりする特別攻撃隊を編成する。まもなくして鹿児島県の知覧飛行場は特攻基地となった。軍指定の食堂を構え、飛行兵たちから慕われていた鳥濱トメは、複雑な想いを胸に秘め、母親代わりとして慈愛の心で見守り続けていく。第71振武隊隊長の中西は、遺品の郵送をトメに託した。板東は、特攻を志願したことを父に伝えてほしいと懇願。出撃しては基地に戻って来る田端は、トメに「日本は負ける」と告げた。やがて昭和20年8月15日終戦。しかし、それで全てが終わったわけではなかった…。
予告編
準備中レビュー
Reviewed By 松戸薫
太平洋戦争末期の日本で編成された特別攻撃隊。戦闘機に爆弾を搭載し、敵艦に体当たりするという恐れを知らぬ戦法を駆使し、多くの若い命を費やした。死地へ赴く彼らを温かく包んだ『特攻の母』を岸恵子が好演。特攻隊員の生き残りとして、戦後思わぬ不遇を余儀なくされる中西役の徳重聡からは、苦悩の色を薄くしか感じ取れず、役者の人生経験がまだ少し足りないか。
上映スケジュール
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